【3月14日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ2013(AFC Champions League 2013)は13日、各地でグループリーグ第2節の試合が行われ、グループGのサンフレッチェ広島(Sanfrecce Hiroshima)は1-2で北京国安(Beijing Guoan)に敗れた。

 敵地でサンフレッチェは前半21分に郎征(Lang Zheng)に先制点を奪われると、その後は試合の主導権を握られ、張稀哲(Zhang Xizhe)のシュートがポストをはじくなど北京国安の勝利は確実と思われた。

 それでもJリーグ1部(J1)王者のサンフレッチェは後半30分、岡本知剛(Tomotaka Okamoto)のミドルシュートのこぼれ球を石原直樹(Naoki Ishihara)が押し込み、同点に追いついた。

 しかし、これに屈することなかった北京国安はその4分後、朴成(Piao Cheng)がドリブルでマーカーをかわすと、ペナルティーエリア端から右足のシュートを蹴り込み、勝ち越しゴールを挙げた。

 北京国安はチャンピオンズリーグでは2010年大会以来、8試合ぶりとなる勝利を挙げ、本拠地での日本のクラブとの対戦で無敗記録を伸ばした。

 同日行われた同組の試合では、FCブニョドコル(FC Bunyodkor)と浦項スティーラース(Pohang Steelers)が2-2で引き分けている。

 一方、グループHの柏レイソル(Kashiwa Reysol)は3-1でセントラルコースト・マリナーズ(Central Coast Mariners FC)に逆転勝利した。

 レイソルはレアンドロ・ドミンゲス(Leandro Domingues)が2得点1アシストの活躍を見せ、2連勝を飾っている。

 前半8分、レイソルはマリナーズのパトリック・ズワンズワイク(Patrick Zwaanswijk)のヘディングシュートで先制点を許した。しかし、レアンドロ・ドミンゲスが同21分に同点ゴールを挙げると、後半22分には狩野健太(Kenta Kano)の勝ち越しゴールをお膳立てした。

 レイソルはレアンドロ・ドミンゲスが試合終了間際にボレーシュートを決め勝利を決定づけると、その後与えたPKをGK菅野孝憲(Takanori Sugeno)が止めた。

 同グループの試合で貴州人和(Guizhou Renhe)と水原三星ブルーウィングス(Suwon Bluewings)が0-0で引き分けたため、勝ち点を6とした第92回天皇杯(The 92nd Emperor's Cup)優勝クラブのレイソルは、2位に同4差をつけている。(c)AFP