【3月13日 AFP】第3回ワールド・ベースボール・クラシック(2013 World Baseball ClassicWBC)は12日、米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)で2次ラウンドの試合が行われ、ドミニカ共和国が5-4でイタリアから逆転勝利を収めた。

 米大リーグ(MLB)のスター選手を揃えたドミニカ共和国は、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の二塁手ロビンソン・カノ(Robinson Cano)が本塁打を放つなどの活躍を見せ、最終ラウンド進出に王手をかけた。

 初回にドミニカ共和国の先発エジソン・ボルケス(Edinson Volquez)の3連続四球から無死満塁のチャンスを作ったイタリアは、アレックス・リッディ(Alex Liddi)の犠飛で先制すると、続くクリス・コラベロ(Chris Colabello)の3点本塁打で4-0とリードした。

 一方、ドミニカ共和国は3回にホセ・レイエス(Jose Reyes)のソロ本塁打で1点を返すと、6回にはカノのソロ本塁打でスコアを4-2とし、その差を徐々に縮めた。

 そして迎えた7回、イタリアのルカ・パネラッティ(Luca Panerati)の押し出し四球で1点差に詰め寄ったドミニカ共和国は、ヘンリー・ラミレス(Hanley Ramirez)の犠飛で4-4の同点に追いつくと、続けてネルソン・クルーズ(Nelson Cruz)が決勝打を放った。

 同日には2次ラウンドもう1試合の米国対プエルトリコが行われ、同試合の勝者は14日にドミニカ共和国と、敗者は13日にイタリアと対戦する。(c)AFP