【3月11日 AFP】中国・北京(Beijing)南の河北(Hebei)省保定(Baoding)市で9日、チベタン・マスティフの販売会が開催された。チベタン・マスティフは中国の富裕層の間で地位の象徴とされており、75万ドル(約7210万円)前後まで価格がつり上がることもある。飼い主らによると、チベタン・マスティフは中央アジアやチベットの遊牧民族が狩りの際に使用していた犬の子孫で、非常に忠実で飼い主を守ろうとする性質があるという。チベタン・マスティフのブリーダーは子犬を仕入れにヒマラヤ高原(Himalayan plateau)を訪れるが、低い標高に適応することができず、多くの子犬たちは旅の途中で死んでしまう。(c)AFP