【3月5日 AFP】第3回ワールド・ベースボール・クラシック(2013 World Baseball ClassicWBC)は4日、福岡で1次ラウンドA組の試合が行われ、キューバは12-0で中国を下した。

 この結果、A組で2連勝を挙げた日本とキューバの2次ラウンド進出が決定した。

 キューバは初回に4番のフレデリク・セペダ(Frederich Cepeda)の適時三塁打で先制すると、3回にはホセ・アブレウ(Jose Abreu)の右翼への適時二塁打で追加点を挙げた。

 4回にキューバはアレクセイ・ベル(Alexei Bell)の2点本塁打とアルフレッド・デスパイネ(Alfredo Despaigne)の2点適時二塁打で6-0と試合をほぼ決定づけると、その後もホセ・フェルナンデス(Jose Fernandez)の2点適時打とアブレウの満塁本塁打で中国を圧倒し、7回コールドで2連勝を飾った。

 一方、台湾の台中(Taichung)で行われているB組では、韓国が6-0でオーストラリアを下し、2次ラウンド進出に望みをつなげた。初戦のオランダ戦で0-5と敗れていた韓国はこれで1勝1敗とし、オランダと並んだ。共催国の台湾が2勝0敗、オーストラリアは0勝2敗となっている。

 東京で行われる2次ラウンドで、日本とキューバはB組の上位2か国と対戦する。(c)AFP