【3月4日 AFP】第3回ワールド・ベースボール・クラシック(2013 World Baseball ClassicWBC)は3日、福岡で1次ラウンドA組の試合が行われ、日本は5-2で中国を下した。

 先発登板した日本の前田健太(Kenta Maeda)は5回を投げて1安打無失点と好投し、勝利投手になった。

 日本の山本浩二(Koji Yamamoto)監督は、「今日は投手陣が頑張ってくれた。1点だけではというところで、(5回に)4点入った。いい試合だったと思います。(前田は)心配をさせておいて、投げるたびに良くなってきた。かなりいい投球だったと思います。次のキューバ戦は、残った投手で頑張りたい」と語った。

 日本が2勝目を挙げた一方、台湾の台中(Taichung)で行われたB組の試合で、台湾が0-3の劣勢から陽岱鋼(Yang Daikang)の2点本塁打などで、2日に2009年大会準優勝の韓国を破って勢いづくアンティル諸島出身選手で構成されたオランダを逆転し、8-3で同じく2連勝を飾った。

 第1回、第2回大会と連覇している日本と台湾の共同開催国がそれぞれ2次ラウンド進出に王手をかけている。(c)AFP