【2月25日 AFP】恋人を殺害した罪で起訴された南アフリカの義足のランナー、オスカー・ピストリウス(Oscar Pistorius)被告(26)の兄が5年前に起きた交通事故で過失致死罪に問われていることがわかった。家族が24日に声明を発表した。

 これによるとオスカー・ピストリウス被告の兄、カール・ピストリウス(Carl Pistorius)被告(28)は、運転していた車にバイクが衝突してバイクに乗っていた女性が死亡した2008年3月に起きた交通事故について過失致死罪で起訴されているという。

 カール被告の裁判は、オスカー被告の保釈が認められた前日の21日に始まる予定だったが、3月末まで延期された。家族によれば、カール被告は事故を「深く後悔」しているという。また事故直後にアルコールは検出されなかったという。

 カール被告は先週開かれたオスカー被告の保釈をめぐる審理に連日姿を現し、泣き崩れたオスカー被告の肩に手を置く姿が見られていた。 (c)AFP/Johannes MYBURGH