香港でも馬肉混入した冷凍食品、大手スーパーの店頭から撤去
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【2月21日 AFP】香港(Hong Kong)当局が先週、スーパー大手「ParknShop」に対し、英国から輸入された冷凍ラザニアを店頭から撤去するよう命じていたことが20日明らかになった。欧州各国で販売された牛肉製品に馬肉が混入していた問題はアジアにも波及した。
このラザニアはスウェーデンの冷凍食品大手フィンダス(Findus)の製品で、馬肉混入問題の渦中にあるフランスの食品会社コミジェル(Comigel)が製造したもの。香港の食物安全センター(Centre for Food Safety)は、問題の製品には「動物用医薬品の検査を受けていない馬肉が混入している可能性がある」としている。
ParknShopの広報担当者はAFPに、香港政府の指示を受け、先週店頭から製品を撤去したと語った。香港の食料・環境衛生当局によると、香港ですでに販売された馬肉混入製品は1個だけだという。
一方、欧州では新たにチェコでも馬肉が混入した製品が発見された。チェコ食品管理当局は、「Nowaco」のブランド名で販売されていた冷凍の「ビーフ」ラザニアのサンプル2つから馬のDNAが検出されたことから、同国に店舗を展開する英スーパー大手のテスコ(Tesco)に対しこの製品を店頭から撤去するよう命じた。この冷凍ラザニアはルクセンブルクの企業Tavolaが製造していた。(c)AFP/Abhik Kumar Chanda
このラザニアはスウェーデンの冷凍食品大手フィンダス(Findus)の製品で、馬肉混入問題の渦中にあるフランスの食品会社コミジェル(Comigel)が製造したもの。香港の食物安全センター(Centre for Food Safety)は、問題の製品には「動物用医薬品の検査を受けていない馬肉が混入している可能性がある」としている。
ParknShopの広報担当者はAFPに、香港政府の指示を受け、先週店頭から製品を撤去したと語った。香港の食料・環境衛生当局によると、香港ですでに販売された馬肉混入製品は1個だけだという。
一方、欧州では新たにチェコでも馬肉が混入した製品が発見された。チェコ食品管理当局は、「Nowaco」のブランド名で販売されていた冷凍の「ビーフ」ラザニアのサンプル2つから馬のDNAが検出されたことから、同国に店舗を展開する英スーパー大手のテスコ(Tesco)に対しこの製品を店頭から撤去するよう命じた。この冷凍ラザニアはルクセンブルクの企業Tavolaが製造していた。(c)AFP/Abhik Kumar Chanda