【2月7日 AFP】 マレーシア・ボルネオ(Borneo)島のサバ(Sabah)州で先月、絶滅危惧種のボルネオゾウ14頭の死骸が見つかった事件で、同州当局は6日、死因が毒殺と確認された場合には情報提供者に5万リンギット(約150万円)の報奨金を支払うと発表した。

 サバ州のマシディ・マンジュン(Masidi Manjun)観光文化環境相はAFPに、「専門家による調査報告で死因が意図的な毒殺であることが裏付けられた場合、容疑者の逮捕、起訴、有罪判決につながった情報に対し5万リンギットの報奨金を支払う」と説明し、報奨金によって新たな手掛かりが得られることへの期待を示した。専門家の報告書は8日にまとめられる予定だという。

 この事件では先月、サバ州のアブラヤシ農園の近くで8頭の象の死骸が発見され、その後、グヌン・ララ森林保護区(Gunung Rara Forest Reserve)でも腐敗した複数の象の死骸が見つかった。生後3か月の子ゾウが死んだ母親の体に鼻で触れる痛ましい様子が撮影されたが、この子ゾウは現在、野生動物公園で保護されている。

 当局はゾウの死因について、近隣の農園従業員がヤシの実が食べられるのを防ぐために仕掛けた毒物によって殺されたとみている。(c)AFP