【2月3日 AFP】米ホワイトハウス(White House)は2日、クレー射撃を楽しむバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の写真を公開した。米国の銃所有者らの間では、大統領がすべての銃器の所持を規制する方針ではないかと危惧する声が高まっており、そうした懸念を和らげるのが狙いとみられる。

 オバマ大統領は4日から、全米の各地を回って銃規制案への賛同を訴える予定だ。昨年12月にコネティカット(Connecticut)州ニュータウン(Newtown)の小学校で起きた銃乱射事件で児童20人、大人6人が犠牲になった事件を受け、米国内では銃規制の機運が高まっており、大統領はこの問題を、政権2期目の優先課題の1つに挙げている。

 しかし、すでに発表された大統領の銃規制案は、法案、大統領令ともに、憲法で認められた武器所有の権利を侵害するものだとして、ロビー団体をはじめ、一部の政治家や国民から猛反発を受けている。

 こうしたことから、頻発する銃暴力を抑制したい一方でホワイトハウスは、大統領がスポーツ射撃をすることを国民に周知させたい考えだとみられる。大統領は先ごろ、政治雑誌「ニュー・リパブリック(The New Republic )」のインタビューの中で、メリーランド(Maryland)州にある大統領専用の別荘、キャンプデービッド(Camp David)ではクレー射撃を楽しんでいると語ったが、保守派の評論家の一部はメディアで大統領の発言に懐疑的な見解を示しており、発言を裏付ける証拠が必要だと訴えていた。(c)AFP