【2月5日 MODE PRESS WATCH】「グッチ(Gucci)」のアイコンであるホースビット ローファーが今年で60周年を迎える。これを記念して、その伝統あるデザインを色や素材で新しいスタイルに仕上げた「1953コレクション」が展開されている。

 乗馬からインスピレーションを得た“ホースビット”モチーフがあしらわれたローファーは、1953年に誕生。その後わずか数年のうちにハリウッド俳優の足元には欠かせない存在となり、1985年には米メトロポリタン美術館の永久所蔵コレクションに加えられた。そのアイコニックなデザインはもちろん、チュブラー構造というインソールを持たない構造のため軽くしなやかで履き心地がいいのも大きな特徴で、時代を超えていまもなお愛され続けている。

 今回フリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)が生み出した「1953コレクション」は、素材もカラーバリエーションも豊富なラインアップ。カラフルなスウェードやパテント、パイソンなどのプレシャススキンや、“フローラ プリント”のキャンバス素材やアッパーからヒールまで全面にスタッズを配したモデルなども登場する。すべてに“Gucci 1953 Made in Italy”のスペシャルラベルがあしらわれ、歴史を感じられる仕上がりとなっている。価格はスウェードのモデルがメンズ:6万1950、ウィメンズ:5万8800円から。昨年12月から全国のグッチ ショップで発売中で、今年はシーズン毎に新作が登場する予定だ。(c)MODE PRESS