【1月29日 AFP】米ツイッター(Twitter)の新しいモバイル端末向け動画共有サービス「Vine」で28日、「編集長のお薦め」コーナーに成人向け動画が掲載されていたことが分かり、ツイッターが謝罪した。

 ツイッター側は「人為的なミス」として問題の動画を直ちに削除したが、詳細な経緯などは明らかにしていない。

「Vine」は、米アップル(Apple)のスマートフォン(多機能携帯電話)iPhoneや携帯音楽プレーヤーiPod touchを使って短い動画を共有することのできるサービス。最長6秒間の動画をVineで共有したり、ツイッターのつぶやきに表示させたりすることができる。24日に米アップル(Apple)の「App Store」で公開されたばかりだが、すぐに利用者からVineを利用したわいせつ動画が出回っているとの指摘が出ていた。

 ツイッターは2012年10月、ITベンチャーVineを買収。無料画像共有アプリ、インスタグラム(Instagram)の動画版になるのではと注目が集まっていた。

 Vineのサービス開始後すぐ、米SNS最大手フェイスブック(Facebook)は、フェイスブックの友達検索機能にVineからアクセスすることを拒否した。フェイスブック側は、プラットホームポリシーに基づいた行動と述べている。(c)AFP