【1月24日 AFP】23日に行われたイングランド、キャピタル・ワン・カップ(Capital One Cup 2012-13)準決勝第2戦のスウォンジー・シティ(Swansea City)戦で、チェルシー(Chelsea)のエデン・アザール(Eden Hazard)がボールボーイを蹴り、退場処分となった。

 0-0で迎えた後半30分過ぎ、初戦で0-2と敗れてスウォンジーを追いかけていたチェルシーのアザールは、ゴールラインを割ったボールを素早く戻さなかったボールボーイにいらだつ様子を見せた。

 すると、ボールボーイが抱え込んだボールを取り戻そうとしたアザールは、ボールボーイを蹴ったように見えた。その後、アザールはクリス・フォイ(Chris Foy)主審からレッドカードを受け、一発退場を命じられた。

 試合後、スウォンジーの主将アシュリー・ウィリアムズ(Ashley Williams)は英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「ボールボーイがボールにしがみついていたと、(チェルシーの)デンバ・バ(Demba Ba)が言っていた。アザールがボールボーイのあばらを蹴ったところを見た」と語った。

 試合は0-0で終了し、スウォンジーが決勝進出を決めている。(c)AFP