【1月23日 AFP】南極のアデリーペンギンに小型ビデオカメラを取り付けて、ペンギンの目線でエサをとる様子を観察することに成功したと、国立極地研究所(National Institute of Polar Research)が22日、発表した。

 研究チームは、重量わずか33グラムのビデオカメラと加速度計、深度計、温度計を取り付け、ペンギンがオキアミなどのエサをとろうとするときに何を見ているかを正確に観察することに成功した。

 研究を行った国立極地研究所の渡辺佑基(Yuuki Watanabe)助教は、ペンギンがとろうとするエサの種類によって取り方を変えていることに驚いた、とAFPの取材に語った。

 渡辺氏によると、加速度計を使ってペンギンの頭の動きを正確に測定することで、ペンギンが1秒以内に2匹のオキアミを捕える能力を持つことが分かったという。

 今回の研究では、アデリーペンギンのエサの種類と食べる量を突き止めた。それにより、ペンギンがどのように生き、どのように周囲の環境と関係しているかが分かったという。(c)AFP