【1月8日 AFP】クリスマスの時期に各家庭を飾ったツリーが、今度はバイオ燃料となって暖を提供する――リトアニアのごみ収集業者が、不要となったツリーを再利用する新たな取り組みを進めている。

 エコサービス(Ecoservice)社は、同国12都市のショッピングモールや住宅地に収集ボックスを設置し、不要になったマツやモミのツリーの寄付を住民に募っている。

 同社の社員は7日、AFPに「クリスマスを彩った美しいツリーたちが、バイオ燃料となって家庭を暖めることによって良い最期を迎えることができる」と語った。

 この取り組みは、リサイクルの意識向上の目的もあるという。同社は700立方メートル分のツリーを集め、バイオ燃料生産業者に渡したいとしている。(c)AFP