【1月8日 MODE PRESS】現在79歳のファッションデザイナー、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)にとって、「引退」という2文字は縁が遠いようだ。

 BBCの取材に対しカールは「なぜスローダウンしなければいけないのですか?うんざりしてしまいます!私は煙草もお酒もドラッグもやりませんし、過食することもなくとても健康的な生活をしています。私の頭は水晶玉のように澄みきっています。スローダウンする必要はありません」とコメント。「私の元で30年働いている人々がいます。やめるわけにはいきません」と従業員への責任も明かした。

 また、高級ファッション業界が消費者の欲求によっていまだ好調であることから、この業界にい続けたいと考えているようだ。「我々は誰も必要としないようなものを作っていますが、人々はそれを欲しがります。古くて醜い車はいつでも手に入りますが、最新のファッションアイテムは待ってはくれません」とその仕組みについて語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS