女子テニスの覇権を取り戻したセレーナ
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【12月29日 AFP】1990年代にWTAツアーデビューを果たして以来、2000年代、2010年代と女子テニス界を牽引してきたセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は、2013年にはマルチナ・ナブラチロワ(Martina Navratilova)氏とクリス・エバート(Chris Evert)氏が持つ四大大会(グランドスラム)優勝記録に迫る勢いだ。
■勢い衰えぬセレーナ
2013年9月に32歳となるウィリアムスは、WTAランキング3位で2012年シーズンを終えている。
2012年は後半に突入してからウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)、ロンドン五輪、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)で立て続けにタイトルを獲得すると、WTAツアー選手権(TEB BNP Paribas WTA Championships - Istanbul 2012)の決勝ではマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)をストレートで下して有終の美を飾った。
「まだ成長の余地はあると確信してるわ」と断言するウィリアムスは、四大大会シングルス通算15勝を誇る。
シュテフィ・グラフ(Steffi Graf)氏の通算22勝には届かないかもしれないが、ナブラチロワ氏とエバート氏が持つ通算18勝を射程圏内にとらえている。
「よくならないと感じたその日が、きっとラケットを置く日になると思う」とセレーナは続けた。2012年後半の快進撃は、シーズン前半の時点では誰も予想すらしていなかった展開だった。
セレーナは2010年から2011年にかけて1年近く戦線を離脱し、命の危険に関わる肺塞栓症と闘病していた。1月に開催された全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2012)では4回戦敗退を喫した。
クレーコートのファミリー・サークル・カップ(Family Circle Cup 2012)、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2012)で2勝を挙げたセレーナだが、直後に開幕した全仏オープンテニス2012(French Open 2012)では格下のビルジニー・ラザノ(Virginie Razzano、フランス)に敗れて四大大会キャリア初の1回戦敗退を喫し、その選手生命も終幕が近いかと思われた。
しかし、ウィンブルドン選手権では活力を取り戻したセレーナはシングルス決勝でアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)を下し、オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet Club)で5度目の優勝を飾った。
同じウィンブルドンで開催されたロンドン五輪では、金メダルを獲得した際に米国のギャングの世界で、抗争に勝ったギャングが踏む勝利のステップの「クリップウォーク」を披露し、論議をかもした。
■対抗するのはシャラポワ?アザレンカ?
2012年に苦しい前半戦を経験しているウィリアムスは、自身の四大大会4連勝を意味する「セレーナスラム」の再現の予想には消極的だ。
達成のためには2013年の全豪オープンと全仏オープンで連勝しなくてはならないが、現王者はそれぞれ世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)と同2位のシャラポワとなっている。
22歳を迎えたばかりのアザレンカは9月の全米オープン決勝で最後までセレーナを苦しめた。2012年は6勝を挙げて才能を開花させたが、一方で精神面の脆さがたびたび指摘されている。
一方のシャラポワは、セレーナとともに世界的知名度を誇る。
米経済誌「フォーブス(Forbes)」が発表する女子アスリート長者番付では、25歳のシャラポワは2007年以降は毎年2000万ドル(約16億8000万円)以上を稼いでいるという。
ローラン・ギャロス・スタジアム(Stade Roland Garros)で全仏オープンのタイトルを手にしたシャラポワは、キャリアグランドスラムを達成し、輝かしい功績に一層の高めた。
セレーナ、シャラポワ、アザレンカなど、2013年にさらなる飛躍が期待される選手がいる一方で、元世界ランク1位のキム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)は自身2度目の引退宣言をした。
過去3度の全米オープン女王となった思い出のフラッシング・メドウズ(Flushing Meadows)の地で、10代のローラ・ロブソン(Laura Robson、英国)の前に2回戦で敗れ、29歳のクライシュテルスのテニス人生に幕が下りた。(c)AFP
■勢い衰えぬセレーナ
2013年9月に32歳となるウィリアムスは、WTAランキング3位で2012年シーズンを終えている。
2012年は後半に突入してからウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)、ロンドン五輪、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)で立て続けにタイトルを獲得すると、WTAツアー選手権(TEB BNP Paribas WTA Championships - Istanbul 2012)の決勝ではマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)をストレートで下して有終の美を飾った。
「まだ成長の余地はあると確信してるわ」と断言するウィリアムスは、四大大会シングルス通算15勝を誇る。
シュテフィ・グラフ(Steffi Graf)氏の通算22勝には届かないかもしれないが、ナブラチロワ氏とエバート氏が持つ通算18勝を射程圏内にとらえている。
「よくならないと感じたその日が、きっとラケットを置く日になると思う」とセレーナは続けた。2012年後半の快進撃は、シーズン前半の時点では誰も予想すらしていなかった展開だった。
セレーナは2010年から2011年にかけて1年近く戦線を離脱し、命の危険に関わる肺塞栓症と闘病していた。1月に開催された全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2012)では4回戦敗退を喫した。
クレーコートのファミリー・サークル・カップ(Family Circle Cup 2012)、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2012)で2勝を挙げたセレーナだが、直後に開幕した全仏オープンテニス2012(French Open 2012)では格下のビルジニー・ラザノ(Virginie Razzano、フランス)に敗れて四大大会キャリア初の1回戦敗退を喫し、その選手生命も終幕が近いかと思われた。
しかし、ウィンブルドン選手権では活力を取り戻したセレーナはシングルス決勝でアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)を下し、オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet Club)で5度目の優勝を飾った。
同じウィンブルドンで開催されたロンドン五輪では、金メダルを獲得した際に米国のギャングの世界で、抗争に勝ったギャングが踏む勝利のステップの「クリップウォーク」を披露し、論議をかもした。
■対抗するのはシャラポワ?アザレンカ?
2012年に苦しい前半戦を経験しているウィリアムスは、自身の四大大会4連勝を意味する「セレーナスラム」の再現の予想には消極的だ。
達成のためには2013年の全豪オープンと全仏オープンで連勝しなくてはならないが、現王者はそれぞれ世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)と同2位のシャラポワとなっている。
22歳を迎えたばかりのアザレンカは9月の全米オープン決勝で最後までセレーナを苦しめた。2012年は6勝を挙げて才能を開花させたが、一方で精神面の脆さがたびたび指摘されている。
一方のシャラポワは、セレーナとともに世界的知名度を誇る。
米経済誌「フォーブス(Forbes)」が発表する女子アスリート長者番付では、25歳のシャラポワは2007年以降は毎年2000万ドル(約16億8000万円)以上を稼いでいるという。
ローラン・ギャロス・スタジアム(Stade Roland Garros)で全仏オープンのタイトルを手にしたシャラポワは、キャリアグランドスラムを達成し、輝かしい功績に一層の高めた。
セレーナ、シャラポワ、アザレンカなど、2013年にさらなる飛躍が期待される選手がいる一方で、元世界ランク1位のキム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)は自身2度目の引退宣言をした。
過去3度の全米オープン女王となった思い出のフラッシング・メドウズ(Flushing Meadows)の地で、10代のローラ・ロブソン(Laura Robson、英国)の前に2回戦で敗れ、29歳のクライシュテルスのテニス人生に幕が下りた。(c)AFP