【12月21日 AFP】ウクライナの首都キエフ(Kiev)の独立広場に20日、人気映画『スター・ウォーズ(Star Wars)』シリーズに登場する悪役ダース・ベイダー(Darth Vader)が帝国軍兵士ストームトルーパーを伴って現れ、道行く人々に翌21日の「世界終末の日」から逃れられる「宇宙船の乗船チケット」を、缶詰やマッチ、コンドーム、トイレットペーパー、せっけん、電球などと一緒に配った。

 このダースベイダー、実は同国の政党「ウクライナ・インターネット党(Ukrainian Internet Party)」の活動家。同党では何らかのアピール行動を起こす際、ストームトルーパーの格好をするのが恒例となっている。

 5000年以上続いてきた古代マヤ文明の「長期暦」が21日に区切りを迎えるにあたり、世界各地では「世界が滅亡する」と信じる一部の人々が話題となっている。(c)AFP