【12月20日 AFP】米誌タイム(Time)は19日、2012年のパーソン・オブ・ザ・イヤー(Person of the Year、今年の人)に、11月に再選を果たしたバラク・オバマ(Barack Obama) 米大統領を選んだと発表した。オバマ氏が「今年の人」に選ばれるのは大統領として初当選した2008年に続き2度目。

 今年の人を特集するタイム誌の表紙を飾るのは思慮深い様子で威厳あるポーズをとるオバマ大統領。タイム誌は、オバマ大統領は「この新しい米国の象徴として、また、ある意味でその建設者として」この栄誉にふさわしいと論評した。

 同誌はまた、オバマ氏は選挙活動において優れた能力を有すると称賛。オバマ氏の大統領選での得票率は2回連続で50%を上回ったが、これは第32代大統領のフランクリン・デラノ・ルーズベルト(Franklin Delano Roosevelt)大統領以来のことだと指摘したほか、失業率が7.5%を上回る厳しい雇用情勢のなかで再選されたのは1940年以来、初めてのケースだと述べた。

 オバマ大統領の他に今年の人の最終選考に残った4人は、教育の権利を訴えてイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban PakistanTTP)」に銃撃され重傷を負ったパキスタンの14歳の活動家、マララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)さんと、米アップル(Apple)のティム・クック(Tim Cook)最高経営責任者(CEO)、独裁政権を打倒したエジプト革命後の大統領選で勝利したムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領、イタリアの素粒子物理学者ファビオラ・ジャノッティ(Fabiola Gianotti)氏。(c)AFP/Sebastian Smith