【12月18日 AFP】国民の半数が太りすぎとされる南米ブラジルの元サッカー代表選手、ロナウド(Ronaldo)氏が、3か月間で17キロの減量に成功した。

 この3か月間、2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の大会組織委員会(LOC)のメンバーを務める肥満体型のロナウド氏が、厳しいエクササイズや食事に関する再教育を受ける様子がすべて、同国で毎週日曜日に放送されるテレビのリアリティー番組内で伝えられていた。

 16日夜の生放送でロナウド氏は観衆の前で測定に臨み、体重は101キロを記録。胴回りは107センチから93センチに下がった。

 2011年に現役を引退したロナウド氏は、数年間にわたり甲状腺の問題に苦しんでいたことを告白し、それが体重増加の原因になったことを明らかにしていた。

 ブラジル保健省が4月に発表した調査結果では、同国の2億人近い人口の約半数近くが太り気味とされ、約16%が肥満とされている。(c)AFP