【12月10日 AFP】12クラブW杯(2012 FIFA Club World Cup)は9日、準々決勝が愛知県の豊田スタジアム(Toyota Stadium)で行われ、モンテレイ(Monterrey)が3-1で蔚山現代(Ulsan Hyundai)を下し、準決勝に進出した。

 CONCACAFチャンピオンズリーグ(CONCACAF Champions League 2011-12)王者モンテレイは前半9分にヘスス・コロナ(Jesus Corona)のゴールで先制した。後半32分と39分にセサル・デルガド(Cesar Delgado)が2ゴールを挙げたモンテレイは、AFCチャンピオンズリーグ2012(AFC Champions League 2012)を制覇した蔚山現代の反撃を李根鎬(Lee Keun-ho、イ・グノ)の1点に抑え快勝した。

 この試合では、初めてカメラベースのゴールライン・テクノロジー(GLT)である「ホークアイ(Hawk-Eye)」が導入された。

 3万6000人収容の豊田スタジアムは大半が空席だったが、モンテレイは11クラブW杯(2011 FIFA Club World Cup)準々決勝の柏レイソル(Kashiwa Reysol)戦でPK戦の末敗退に終わったリベンジを果たし、準決勝でサッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2011-12)覇者のチェルシー(Chelsea)との対戦を決めた。(c)AFP