【12月8日 AFP】テニス、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)の男子シングルスを制したアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が、コート上で暴言を吐くのを止めると誓い、自分の行動を戒めた。

 マレーは2011年のパリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2011)に続き、2012年のマスターズ・シリーズ・ローマ大会(Rome Masters of tennis 2012)でもコート上で暴言を吐いたとして公式の警告を受けている。

 マレーは英スコットランドのデイリー・レコード(Daily Record)紙に対し、「もちろん、くそ(shit)のような言葉は悪い言葉だし使うべきではない。自分でも止めようとしているんだ。でも、海外の選手が発するる言葉ほどは悪いものではないと思う。選手の名前を明かすことはしないけれど、彼らが発する言葉の幾つかは本当にひどいものだよ。でも、審判はみんな英語を話すからね」とコメントし、審判が理解できないが故に、英語を第一言語としない選手たちの暴言が罰せられることはないのだと主張した。

 全米オープンで英国人男子選手としては76年ぶりとなる四大大会(グランドスラム)での優勝を成し遂げた25歳のマレーは、自身のコート上での暴言禁止キャンペーンは2013年1月に開幕を迎える全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)からスタートすると話している。(c)AFP