【11月30日 AFP】韓国当局は29日、人工衛星搭載ロケット「羅老号(Korea Space Launch Vehicle-1KSLV-1)」の打ち上げを、予定発射時刻17分前に延期した。韓国教育科学技術省によると、ロケットの推進システムに異常が見つかったためという。

 羅老号の打ち上げは延期は2回目。当初は10月26日に予定されていたが、発射台とロケットを連結する接合部のゴムリングに欠陥があったことから、発射を1か月延期していた。

 韓国は「羅老号」打ち上げを同国の宇宙計画の重要な通過点と位置づけているが、2009年、2010年の打ち上げはいずれも失敗に終わっており、今回が3回目の挑戦になる。(c)AFP