【11月27日 AFP】お腹の中にいる子供の顔を、世界に向けて披露したくてたまらない親に朗報だ──千葉県の企業が提供する胎児の3Dモデル作製サービス「天使のかたち」が、誕生前の小さな生命を「立体的に」再現してくれる。

「天使のかたち」は、MRI(磁気共鳴映像法)スキャンをして、3Dプリンターで赤ちゃんの模型を作るサービスだ。費用は10万円で、合成樹脂素材でできた9センチメートルの胎児の模型は、母体の形を模した透明のブロックにケーシングされる。スキャンに最適な時期は妊娠8~9か月ごろ。胎児のミニチュア模型の携帯ストラップなども作ることができる。

 サービスを提供するファソテック(FASOTEC)の木下智裕(Tomohiro Kinoshita)氏は、多くの女性たちから妊娠した時の気持ちや体験を忘れないように、このような模型が欲しいとの要望があったと語る。

 また、FASOTECは胎児の顔のみをモデルとして提供するサービスも12月に開始する。費用は5万円で、提携している都内の医療機関で撮影した超音波画像を元に作製するという。

 本来3Dプリンターなどの装置を供給しているFASOTECは、立体構造物の形成にレイヤーを重ねる技術を利用している。(c)AFP