【11月22日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby)のメルボルン・レベルズ(Melbourne Rebels)は21日、ジャパンラグビートップリーグのパナソニック・ワイルドナイツ(Panasonic WILDKNIGHTS)に所属する堀江翔太(Shota Horie)の獲得を発表した。

 堀江は12月初旬にチームへ合流し、2013年シーズンのスーパーラグビーに臨むが、その間も日本代表に選考されることになる。堀江はスーパーラグビーの17年の歴史上、オーストラリアのチームでプレーする初の日本人選手を目指すことになる。

 2011年ラグビーW杯ニュージーランド大会(Rugby World Cup 2011)で日本代表として活躍した堀江は、2012年のITM杯(ニュージーランド州代表選手権)ではオタゴ(Otago)州代表としてデビューを果たしている。

 堀江は、「メルボルン・レベルズの一員となることを非常に光栄に思います。チームの勝利にできる限り貢献し、スーパーラグビーで日本人選手の可能性を証明したいと思います」とコメントを発表した。

 日本で過去に3年間コーチを務めた経験を持つレベルズのダミアン・ヒルズ(Damien Hills)ヘッドコーチ(HC)は、
「日本人選手の勤勉さは世界最高水準。チームの一員として、堀江はすぐに影響力を発揮するでしょう」と今回の堀江の入団が重要な意味を持つと捉えている。

 スーパーラグビーに加入する日本人選手はニュージーランドのオタゴ・ハイランダーズ(Otago Highlanders)に入団する田中史明(Fumiaki Tanaka)に続き2人目となる。(c)AFP