【11月22日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)は21日、ロベルト・ディ・マッテオ(Roberto Di Matteo)監督の解任し、後任の暫定監督にラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)氏を迎えると発表した。

 チェルシーは、20日に行われた欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)グループE第5節、敵地でのユベントス(Juventus)戦に0-3で敗れてグループリーグ敗退の危機に直面したことを受け、ディ・マッテオ監督を解任した。

 クラブを買収した2003年以降これで7人の監督を解任したことになるチェルシーのオーナー、ロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)氏はそのわずか数時間後、12-13シーズン終了までの暫定監督にリバプール(Liverpool FC)などを率いたベニテス氏を指名した。

 しかしながら、ベニテス氏とチェルシーとの契約が短期間のものであることが、アブラモビッチ氏は正式監督として、FCバルセロナ(FC Barcelona)の前監督で現在は1年間の休養に入っているジョゼップ・ グアルディオラ(Josep Guardiola)氏を指揮官に迎える要望を持っているとの憶測を呼んでいる。

 52歳のベニテス氏は、22日にコブハム(Cobham)にあるクラブの練習施設で選手と対面する予定となっている。(c)AFP/Julian Guyer