【11月22日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)は21日、グループリーグ第5節の試合が各地で行われ、グループDのマンチェスター・シティ(Manchester City)は1-1でレアル・マドリード(Real Madrid)と引き分け、グループステージでの敗退が決まった。

 シティがグループステージ突破に望みをつなぐためには勝たなければならない試合だったが、前半10分にカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)のゴールでレアルが先制した。後半28分にセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)のPKで同点に追いついたシティだったが、2季連続で決勝トーナメント進出を逃した。

 一方、アルバロ・アルベロア(Alvaro Arbeloa)が退場処分となったレアル・マドリードだが、勝ち点11でグループ首位に立つボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と3差の勝ち点8で2位につけ、アヤックス(Ajax)とシティに勝ち点で抜かれることはなくなったため、16強入りが決まった。

 現在グループ4位のシティは勝ち点1差でアヤックスを追っており、グループリーグ最終節のドルトムント戦に勝利し、かつアヤックスがレアルに負ければ、グループ3位に入りヨーロッパリーグ2012-13(UEFA Europa League 2012-13)の決勝トーンナメントに参加することができる。

  この試合で史上最年少となるチャンピオンズリーグ100試合目の指揮を執ったジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督率いるレアルは、通算10度目の大会制覇に一歩近づいた。(c)AFP