【11月18日 AFP】エジプト中部のアシュート(Assiut)県マンファルト(Manfalut)で17日、踏み切りを渡っていたバスに列車が衝突し、4歳から12歳の児童ら47人を含む51人が死亡した。関係者によると、踏み切りを手動で操作する係員の居眠りが事故の原因。子供たちは遠足に向かう途中で、バスには約60人が乗車していた。

 事故を受け、犠牲となった子供たちの親などが抗議行動を起こしており、ラシャド・メティニ(Rashad al-Metini)運輸相が引責辞任した。エジプトでは鉄道の安全対策が進んでおらず、多数の犠牲者を出す事故が多発している。(c)AFP