【10月22日 AFP】男子テニス、オーストリア・オープン(Erste Bank Open Austria 2012)は21日、オーストリアのウィーン(Vienna)でシングルス決勝が行われ、大会第1シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)は7-5、6-3でスロベニアのグレガ・ゼミヤ(Grega Zemlja)を下し、優勝を果たした。

 デルポトロは予選から勝ち上がってきたゼミヤを下してスロベニアテニス界の夢を打ち砕いた一方で、自身のATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2012)出場へ望みをつないだ。

 9月に行われた国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2012)以降、右手首の負傷のため1カ月に渡って大会出場を控えていたデルポトロだったが、ゼミヤのスロベニア人選手史上初となるツアータイトル獲得を阻んだ。

 この優勝でデルポトロは、11月5日に英国ロンドン(London)で開幕するATPワールドツアー・ファイナルのポイントレースランキングで暫定7位となり、残り3枠となった出場圏内に踏みとどまった。ファイナル出場を目指すデルポトロは、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に次ぐ大会第2シードとして、22日に開幕するスイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2012)に出場する。

 一方、今大会のゼミヤは、1回戦で第3シードのトミー・ハース(Tommy Haas、ドイツ)を破ってランキングの20位以内の選手から初勝利を挙げると、準決勝では第2シードのヤンコ・ティプサレビッチ(Janko Tipsarevic、セルビア)を破って今度はランキング10位以内の選手から初勝利を手にするなど快進撃をみせ、自身のレベルを確実に高めるキャリア最高の一週間を過ごした。(c)AFP/Scott Williams