【10月19日 AFP】沖縄県で16日に米海軍兵士2人が地元の女性を暴行したとされる事件を受けて、米国防総省は18日、日本に駐留する米兵に「責任ある振る舞い」をさせるための必要な措置を取ると発表した。

 米国防総省のジョージ・リトル(George Little)報道官は声明の中で、日本政府と密接に協力して事件の調査を進めているとするとともに、「駐留米軍を受け入れている地域社会との良い関係を維持するためのわが方の取り組み」を近く明らかにすると述べた。また、被害者が心身に傷を負ったことに深い遺憾の意を示した。

 沖縄県警は16日、米海軍のクリストファー・ブローニング(Christopher Browning、23)、スカイラー・ドージャーウォーカー(Skyler Dozier Walker、23)の両容疑者を集団強姦致傷容疑で逮捕した。被害を受けた女性は首を負傷した。今回の事件で沖縄の反米感情が急激に悪化することが懸念されている。(c)AFP