【10月8日 AFP】12-13スペイン1部リーグは7日、第7節の試合が各地で行われ、カンプ・ノウ(Camp Nou stadium)で行われたFCバルセロナ(FC Barcelona)とレアル・マドリード(Real Madrid)の伝統の一戦「エル・クラシコ(el clasico)」は2-2の引き分けに終わった。

 政治色が強く打ち出されたクラシコで、FCバルセロナはリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、レアル・マドリードはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がそれぞれ2得点を挙げて引き分け、両チームの勝ち点差は8のまま変わらなかった。

 カルレス・プジョル(Carles Puyol)とジェラール・ピケ(Gerard Pique)を負傷で欠くFCバルセロナは、センターバックにハビエル・マスケラーノ(Javier Mascherano)とともにアドリアーノ・コレイア(Adriano Correia)を起用した。

 ここまでリーグ戦開幕から6戦全勝を飾っていたFCバルセロナだったが、いつもの滑らかなパス回しは影を潜め、守備に対する不安からがそのためらいがちなプレーをさらに悪化させた。

 対するレアル・マドリードはより鋭い攻めを展開し、その報いを得る形で前半23分、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)のパスを受けたロナウドが左足でニアサイドへの低いシュートを決めてGKビクトル・バルデス(Victor Valdes)を破った。

 その後FCバルセロナは、ダニエル・アルヴェス(Daniel Alves)が足を負傷しユース出身のマルティン・モントーヤ(Martin Montoya Torralbo)との交代を余儀なくされ、いっそう苦しい状態となった。

 しかし、これで攻めるしかなくなったFCバルセロナはオープンな展開に持ち込み、レアル・マドリードのペペ(Pepe)が空中でクリアしそこなったボールをメッシがゴール前で拾うと、同点ゴールを決めた

 その後は両チームともに用心深さを欠いたが、後半に入っても互いにパスの正確性を欠き、また数少ない好機は相手の厳しいファウルでつぶされ、試合の主導権を握るには至らなかった。

 それでもFCバルセロナは迎えた後半16分、メッシが倒されてゴール前約25メートルのフリーキック(FK)のチャンスを得ると、メッシがこれをゴール右上隅へ決め、クラシコ通算17得点目を挙げてリードを奪った。

 しかしレアル・マドリードも同21分、メスト・エジル(Mesut Ozil)のパスを受けたロナウドが冷静なフィニッシュで同点ゴールを挙げた。(c)AFP/Tim Hanlon