【10月2日 AFP】アフガニスタン東部ホースト(Khost)州で1日、合同パトロール中の同国警察と北大西洋条約機構(NATO)軍を狙った自爆攻撃があり、外国人兵士と通訳者など少なくとも20人が死亡、62人が負傷した。同州の知事報道官が明らかにした。

 同報道官がAFPに語ったところによると、現場は同州の州都ホーストのマーケット近くで、この攻撃でアフガン警察官6人と市民10人も死亡した。同国の旧支配勢力タリバン(Taliban)が犯行を認めた。

 州当局は「1日午前8時半(日本時間同日午後1時)ごろ、オートバイに乗った自爆犯がホーストの人通りの多い地区で合同パトロールを狙った攻撃を行った」と説明した。

 米軍主導の国際治安支援部隊(ISAF)は、NATO軍兵士3人とISAFが雇った通訳者1人が自爆攻撃で死亡したと確認した。

 AFPの集計では、アフガンでのタリバン掃討を目指す国際部隊の犠牲者は今年これまでに少なくとも347人に上る。(c)AFP/Khan Mohammad