【9月20日 AFP】チリの山頂に建設された「ダークエネルギーカメラ」が12日、初めて撮影を行った。数か国の研究機関による共同プロジェクト「ダークエネルギー・サーベイ・コラボレーション(Dark Energy Survey Collaboration)」が発表した。カメラの計画と建設には8年間がかかった。

 80億年前、はるか遠くの宇宙から、地球に向かって発せられた光線の旅が始まった。それが今、南米チリの山頂に降り注いでいる。その光の中には、なぜ宇宙の膨張は加速しているのかという物理学最大の謎を解明する答えがあるかもしれない。(c)AFP