【9月14日 Relaxnews】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)と2016年五輪の開催地となったブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)――その中心部にある旧市街(セントロ)には、4年間で計22軒のホテルが新設される。

 旧市街では今、大挙して訪れるスポーツファンの受け入れ態勢を整えるとともに、ビジネス旅行者も視野に入れた大規模再開発が進んでいる。市は、手頃な2つ星から最高級の5つ星まで計22軒のホテルを旧市街に建設し、現在約3万室の市内のホテル客室総数を新たに3283室増やす計画だ。

 前月終了したロンドン五輪では、期間中に五輪会場のオリンピック・パーク(Olympic Park)を200万人以上が訪れていることから、リオデジャネイロ五輪委員会ではホテル不足が懸念の種となっている。

 地元紙ジア(O Dia)によると、新設される22軒中、既に5軒のホテルに建設許可が出された。また、売春が行われる場所として知られるモーテル「Le Paris」は、フランス人兄弟の手により改修され、5つ星の高級ホテルに生まれ変わる予定だ。(c)Relaxnews/AFPBB News