【9月7日 AFP】大韓体育会(The Korean Olympic CommitteeKOC)は7日、ロンドン五輪のバドミントン女子ダブルスで「無気力試合」を行った4選手に科されていた6カ月の出場停止処分を解除したと発表した。

 しかしながらKOCは、鄭景銀(Jung Kyung-Eun)、キム・ハナ(Kim Ha-Na)、河貞恩(Ha Jung-Eun)、キム・ミンジュン(Kim Min-Jung)の4選手に対し、1年間の国際大会出場停止処分を科している。

 韓国バドミントン協会(Badminton Korea Association)は当初、選手に2年間の出場停止、コーチ陣に永久資格停止処分を科していたが、その後は選手の処分を6カ月、コーチの処分を2年間に軽減していた。

 ロンドン五輪のバドミントン女子ダブルス1次リーグの試合で韓国ペア2組、中国ペア1組、インドネシアペア1組の計8選手は、決勝トーナメントの組み合わせを操作するため故意に負けようとしたとして失格処分となっていた。

 これを受けて中国の于洋(Yu Yang)は現役引退を表明し、インドネシアのグレイシア・ポリー(Polii Greysia)とメイリアナ・ジャウハリ(Meiliana Juahari)には4カ月の出場停止処分が下されている。(c)AFP