【9月8日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選は7日、各地で行われ、グループIのフランスはアブ・ディアビー(Abou Diaby)のゴールでフィンランドに1-0で勝利し、本大会出場へ向けて白星発進した。

 フィンランドの首都ヘルシンキ(Helsinki)で行われた試合でフランスは、前半20分にカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)のアシストからディアビーがこの試合唯一の得点を挙げ、ディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督就任後初の公式戦を勝利で飾った。

 故障により約1年間代表チームから離れていたディアビーは、中盤でボールを受けたベンゼマからのスルーパスに反応すると、最後はフィンランドのGKルーカス・フラデツキー(Lukas Hradecky)の足下を抜けるシュートで代表初ゴールを記録した。

 その後フランスは、同点ゴールを狙うフィンランドの猛攻を受けたものの、チームの主将でイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に移籍した守護神ウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)の好セーブに救われた。

 フランスは11日にホームのスタッド・ド・フランス(Stade de France)でベラルーシと対戦する。(c)AFP