【9月6日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)で活躍したサッカー元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロ(Alessandro Del Piero)が5日、オーストラリア・AリーグのシドニーFC(Sydney FC)と2年契約を結んだ。

 2006年のサッカーW杯ドイツ大会の優勝メンバーで、Aリーグ史上最高となる契約を交わしたデル・ピエロは、「新しい冒険ができることを嬉しく思う。今日は僕にとって特別な一日になった」と語った。

 イタリアメディアによると、スイスのFCシオン(FC Sion)やイングランド・プレミアリーグの強豪リバプール(Liverpool FC)から獲得に興味を示されていたデル・ピエロは、シドニーFCと年俸160万ユーロ(約1億5000万円)で契約を交わしたと報じている。

 またデル・ピエロの移籍先には、11-12スコットランド・プレミアリーグ王者のセルティック(Celtic)、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトン(Southampton FC)、ポルトガル1部リーグのSCブラガ(SC Braga)が候補に挙がっていた。

 獲得に名乗りを上げていたクラブへ感謝の意を示したデル・ピエロは、「イタリアでのキャリアは終わった。新しい挑戦ができる場所を探していたのでオーストラリアを選んだ。後悔はまったくしていない」と述べた。

 またデル・ピエロは、11-12シーズン終了後に退団するまで19シーズンを過ごした古巣ユベントスに対し、「これからもファンとして支えていく」とコメントしている。

 先日デル・ピエロ獲得を発表しながらも、本人側から否定されたため撤回を余儀なくされたシドニーFCだったが、両者はスポンサー契約など障害となっていたいくつかの問題について何度も話し合いを重ね、5日までに契約合意に達した。

 プロ選手としてのキャリアを始めたパドバ(Calcio Padova)から1993年にユベントスに移籍したデルピエロは、ユベントスでリーグ戦通算513試合に出場し通算208得点を挙げている。また2006年のW杯決勝では、フランスをPK戦の末に下したイタリア代表メンバーの一員だった。(c)AFP