【9月1日 AFP】ロシアのテレビチャンネル「2x2」は30日、番組の内容に関する新規制法の施行に合わせ、米人気アニメシリーズ「ザ・シンプソンズ(The Simpsons)」の検閲を行うと発表した。

 31日に施行された新規制法は、「子供たちを健康と発達を害する情報から守る」ことを目的とした広範囲に及ぶ内容で、子供たちのドラッグ使用・喫煙・飲酒を誘発したり、暴力を正当化するようなシーンの放送を午後11時まで禁じている。

「ザ・シンプソンズ」の放送を行う「2x2」は若い成人向けの全国チャンネル。関係者がAFPに語ったところによると、放送時に削除されるのはシンプソン家が暴力表現満載のパロディーアニメ「イッチー・アンド・スクラッチー・ショー(The Itchy & Scratchy Show)」を見るシーンだという。

 だが同チャンネルのディレクター、レフ・マカロフ(Lev Makarov)氏は、「新法に抵触する番組は全て、皮肉を込めた方法で修正を加えるつもりだ。例えば、画面を真っ暗にして冗談めいたメッセージを字幕にして流したりね」と話している。

 一方、マカロフ氏によれば、米アニメシリーズ「サウスパーク(South Park)」は放送枠が午後11時以降に移される。これは、キャラクターの1人が殺されるというジョークが毎エピソード登場することが理由だという。

「『サウスパーク』に登場する“ケニー殺害シーン”は全て、午後11時まで放送できない。なので、『サウスパーク』は午後11時以降に放送される」(マカロフ氏)

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