【8月30日 MODE PRESS】ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria & Albert museum)でこの秋、ハリウッド名画で使われた衣装の数々を展示する特別展「ハリウッド・コスチュームズ(Hollywood Costumes)」が開催される。

 同展は、様々な美術館や映画会社、個人所有者など世界中から衣装を集め、5年の期間を経て実現した大規模展。『オズの魔法使い(The Wizard of Oz)』のドロシー役でジュディ・ガーランド(Judy Garland)が着用したギンガムチェックのワンピース、『ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany's)』でオードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)が着用した黒のドレス、『お熱いのがお好き(Some Like it Hot)』でマリリン・モンロー(Marilyn Monroe)が着用した白のカクテルドレス、ハリー・ポッター(Harry Potter)シリーズでお馴染みのダニエル・ラドクリフ(Daniel Radcliffe)が着ていたユニフォームなど、アイコニックな衣装が多数公開される。

 ハリウッド映画の衣装デザイナーで今回ゲストキュレーターを務めたデボラ・ナドゥールマン・ランディス(Deborah Nadoolman Landis)は、「この展覧会は、ハリウッドで愛されたキャラクターたちに再会できるまたとない機会であると同時に、衣装デザイナーの役割や映画のストーリーにおける衣装の貢献を伝えるものとなるでしょう」とコメント。

 会期は、10月20日から翌2013年1月27日まで。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS