【8月16日 AFP】サッカー国際親善試合は15日、北海道の札幌ドーム(Sapporo Dome)で行われ、日本はベネズエラと1-1で引き分けた。

  2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)アジア最終予選を9月に控える日本は、前半14分に右サイドの駒野友一(Yuichi Komano)が中央に折り返したパスから遠藤保仁(Yasuhito Endo)が先制点を挙げた。

 その後もロシア1部リーグのCSKAモスクワ(CSKA Moscow)に所属する本田圭佑(Keisuke Honda)をはじめ、長谷部誠(Makoto Hasebe)や前田遼一(Ryoichi Maeda)らが得点を狙った日本だが、追加点を奪うことはできず、後半17分にベネズエラのミクー(Nicolas Ladislao Fedor Flores "Miku")に同点ゴールを許した。

 その後、日本は後半30分にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属する香川真司(Shinji Kagawa)が絶好のチャンスを迎えたものの、香川の放ったシュートはバーに嫌われ、勝ち越すことはできなかった。

 試合後にアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督は、「前半開始直後に先制することができたし、まあまあの出来だったと思うが、前半に何度も迎えたチャンスを決めなければならなかった。後半にもチャンスはあったが、われわれがペースを落としてしまった」とコメントした。

 一方、香川は、「ホームでの試合だったので勝ちたかった。何度もあった得点機を決めることができず悔しい。9月に行われるアジア最終予選では勝利を収められるようにしたい」と語っている。

 アジア最終予選のグループBで現在首位に立っている日本は、9月7日にイラクとの対戦を控えている。(c)AFP