【8月14日 AFP】五輪旗が13日、2016年の五輪開催都市ブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)に到着した。

 12日に行われたロンドン五輪の閉会式で、リオデジャネイロのエドゥアルド・パエス(Eduardo Paes)市長は、ロンドン(London)のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)市長から五輪旗を引継ぎ、ブラジル・オリンピック委員会(Brazilian Olympic Commitee、OCB)のカルロス・アルトゥール・ヌズマン(Carlos Arthur Nuzman)会長や五輪の同国代表選手団とともに帰国した。

 南米初となるリオでの五輪開催は、交通量の多さと不十分なインフラ設備、市内最大規模のスラム街ファベーラ(favela)での暴力事件などの問題を抱える同市にとって大きな挑戦となるが、関係者はこれらの課題を対処するとしている。

 五輪旗は、14日にブラジリア(Brasilia)で開催されるジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領が出席する式典に送られ、15日にはパエス市長とともにリオ北部に広がるスラム街コンプレクソ・ド・アレマン(Complexo do Alemao)や西部のレアレンゴ(Realengo)区を回る予定となっている。

 ブラジルのルイス・フェルナンデス(Luis Fernandes)副スポーツ大臣は13日、2016年の五輪開催に向けて国内やリオですでに立ち上がっているプロジェクトを活気付けるだろうとロンドンでの記者会見で語った。

 リオでは、地下鉄のバーハ・ダ・チジュカ(Barra da Tijuca)地区までの拡張が計画され、バスと車用の高速4車線道路の建設が進んでいる

 フェルナンデス副大臣は、「五輪は15から20年分であろう多額の資金をインフラ設備に投入し、集中した設備建設を行うことで完成を早める機会を与えてくれる」とコメントしている。(c)AFP