【8月8日 AFP】ロンドン五輪のカメルーン代表選手7人の行方が分からなくなっていることが7日、明らかになった。政府系日刊紙カメルーン・トリビューン(Cameroon Tribune)電子版が報じた。

 これによるとデービッド・オジョン(David Ojong)選手団長は5日の会議の席上、同国のスポーツ相に「(代表選手のうち)28人がカメルーンへ帰国、24人がまだ選手村に残っており、7人が行方不明」と報告した。

 カメルーン・トリビューンによれば、行方不明になっているのはボクシング選手5人と、水泳と女子サッカーの選手各1人。カメルーンサッカー連盟(Cameroon Football Federation)の発表によれば、7人のうち最初にいなくなったのは7月2日に姿を消した女子サッカー選手で、選手村に滞在していたが18人の試合出場メンバーには選ばれていなかったという。

 7日の時点でスポーツ省はこの件についてコメントを拒否しており、選手らが行方不明になった状況ははっきりしていない。(c)AFP