【8月6日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は2日、火星の北半球の極冠端に生じた砂嵐の画像を公開した。

 この画像は、火星探査機「マーズ・リコネサンス・オービター(Mars Reconnaissance OrbiterMRO)」の火星カラーイメージャ(Mars Color Imager)が、北半球の冬の終わりごろに当たる2007年11月7日に撮影したもの。火星探査車キュリオシティー(Curiosity)の火星着陸を米東部夏時間6日に控え、科学者らはこのような砂嵐が着陸地点に影響を及ぼさないか、監視の目を強めている。

 キュリオシティーが着陸する時期は、火星の南半球の冬の終わりごろになる。そのため、この画像と同様の砂嵐が南半球の極冠端で発生する恐れがあるという。(c)AFP