【8月5日 AFP】ロンドン五輪は4日、男子サッカー準々決勝の試合がカーディフ(Cardiff)のミレニアム・スタジアム(Millennium Stadium)で行われ、英国は1-1で迎えたPK戦で韓国に敗れ、50年以上ぶりに出場した五輪での金メダル獲得の夢は叶わなかった。

 前後半90分を1-1で終えて延長戦でも決着がつかず、迎えたPK戦を5-4で制した韓国は、7日に英マンチェスター(Manchester)で行われる準決勝でブラジルと対戦する。

 1960年のローマ五輪以来となる五輪出場を果たした英国代表だが、4-4の同点の場面でキッカーを務めた5番手のダニエル・スターリッジ(Daniel Sturridge)がシュートを止められ、主要国際大会でイングランド代表が不得意としているPK戦を乗り越えることはできなかった。

 前半29分に池東源(Dong-Won Ji、チ・ドンウォン)のゴールで韓国に先制を許した英国は、同36分にウェールズ出身のアーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)のPKで1-1の同点に追いついたものの、その後再び獲得したPKでラムジーのシュートは韓国のゴールキーパー(GK)鄭成龍(Sung Ryong Jung、チョン・ソンニョン)に阻まれ、勝ち越すことはできなかった。(c)AFP