ハンマー投げのティホンが五輪欠場、国際陸連が参加取りやめ要請
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【8月3日 AFP】ベラルーシのスポーツ省は3日、同国の陸上男子ハンマー投げ選手のイワン・ティホン(Ivan Tsikhan)が、国際陸上競技連盟(International Association of Athletics Federations、IAAF)からの要請によりロンドン五輪を欠場すると発表した。
IAAFから同国の陸上連盟に送られた書簡には、新たな検査方法によりティホンの2004年のアテネ五輪と2005年の世界選手権のサンプルから禁止薬物が見つかったことが記されていた。
同省のスポークスマンは「五輪に参加するベラルーシ陸上選手団全体への処分の可能性を回避するためにティホンの棄権を決定した」とコメントしている。今五輪に向けてティホンが提出したサンプルの検査結果は全て陰性だった。
ティホンは2008年の北京五輪で銅メダルを獲得したものの、国際五輪委員会(International Olympic Committee、IOC)はティホンの体から高濃度のテストステロン(testosterone)が検出されたことを受けメダルを剥奪した。ティホンは2010年にスポーツ仲裁裁判所(Court of Arbitration for Sport、CAS)にIOCの裁定への不服を申し立て、その後処分は取り消しとなった。(c)AFP
IAAFから同国の陸上連盟に送られた書簡には、新たな検査方法によりティホンの2004年のアテネ五輪と2005年の世界選手権のサンプルから禁止薬物が見つかったことが記されていた。
同省のスポークスマンは「五輪に参加するベラルーシ陸上選手団全体への処分の可能性を回避するためにティホンの棄権を決定した」とコメントしている。今五輪に向けてティホンが提出したサンプルの検査結果は全て陰性だった。
ティホンは2008年の北京五輪で銅メダルを獲得したものの、国際五輪委員会(International Olympic Committee、IOC)はティホンの体から高濃度のテストステロン(testosterone)が検出されたことを受けメダルを剥奪した。ティホンは2010年にスポーツ仲裁裁判所(Court of Arbitration for Sport、CAS)にIOCの裁定への不服を申し立て、その後処分は取り消しとなった。(c)AFP