【8月2日 AFP】ロンドン五輪は1日、ノース・グリニッジ・アリーナ(North Greenwich Arena)で体操の男子個人総合決勝が行われ、内村航平(Kohei Uchimura)が合計92.690点で金メダルを獲得した。

 ドイツのマルセル・ニューエン(Marcel Nguyen)が合計91.031点で銀メダル、米国のダネル・レイバ(Danell Leyva)が合計90.698点で銅メダルを獲得した。日本の田中和仁(Kazuhito Tanaka)は合計89.407点で6位だった。

 北京五輪の個人総合で中国の楊威(Yang Wei、ヤン・ ウェイ)に次ぐ銀メダルに終わって以降、世界選手権で前人未踏の個人総合3連覇を達成している内村は、歴史上最も優れた体操選手と位置づけられている。

 予選で9番手に終わり、団体決勝では金メダル獲得はかなわなかった内村だったが、個人種目別の決勝を控えてますます力を強めている。(c)AFP/Tom Williams