【7月27日 AFP】マイクロブログ世界最大手の米ツイッター(Twitter)が日本時間の27日未明、データセンターで起きた2重のシステム不良が原因で約1時間にわたってサービスが利用できなくなった。

 サポートページに掲載された同社のマーゼン・ラワシュデ(Mazen Rawashdeh)技術担当バイスプレジデントの謝罪文によれば、日本時間27日午前0時20分~同1時ごろ世界各地でサービスが停止。徐々に復旧し同2時25分ごろまでに完全復旧した。

 謝罪文の中でラワシュデ氏は、トラブルの原因はデータセンターで起きた2重のシステム不良だったと説明している。「データセンターのシステムはたとえ1つダウンしても別のシステムが取って代わるように設計されています。しかし今日起きたシステム停止で注目すべき点は、2つの並列システムが偶然にもほぼ同時に不具合を起こしたことにあります」

 ロンドン五輪開会式の前日に起きたこのトラブルにより、世界中の数千万人のユーザーは友人や芸能人、ニュースメディアなどからの最新情報を得られない状態に置かれた。五輪期間中は選手たちもツイッターを使って自らの体験を共有する。(c)AFP