【7月26日 AFP】ギリシャ五輪委員会(Hellenic Olympic CommitteeHOC)は25日、女子三段跳びに出場予定だった同国代表のパラスケビ・パパフリストゥ(Paraskevi 'Voula' Papahristou)がツイッター(Twitter)に差別発言を書き込んだことを受け、五輪代表から除名したと発表した。

 23歳のパパフリストゥは「ギリシャにはたくさんのアフリカ移民がいるから、西ナイルの蚊たちは国産の食べ物を食べられるわね」と、ギリシャ国内のアフリカ移民を侮辱する書き込み行った。

 この書き込みに対し大きな反発を受けたパパフリストゥは書き込みを削除したものの、HOCはロンドン五輪代表からの追放を決定した。

 HOCは声明で、「五輪の意義や概念に反する発言を受け、女子三段跳び代表のパラスケビ・パパフリストゥをロンドン五輪代表から除名した」と発表した。

 ギリシャ代表団105名の一員として数日後にロンドン(London)入りする予定だったパパフリストゥは発言について、「全ての友人や仲間である競技者のみなさんに恥をかかせてしまったことを許して下さい」と謝罪した。(c)AFP