【7月25日 AFP】燃料を一切使わず、太陽エネルギーのみで飛行するソーラー飛行機として初めて欧州とアフリカの大陸間飛行を達成したスイスの「ソーラー・インパルス(Solar Impulse)」が24日夜、その歴史的な旅を終え同国へ帰還した。

 スイス人冒険家ベルトラン・ピカール(Bertrand Piccard)氏が操縦する同機は、5月24日の出発からちょうど2か月の間にスペインとモロッコを往復し、1週間前にフランス南部トゥールーズ(Toulouse)へ到着。同地で飛行に最適な天候状態になるのを待っていた。

 そして雲ひとつない青空となった24日、トゥールーズを出発し、スイス西部パイエルヌ(Payerne)の空港へと戻ってきたソーラー・インパルスは、多くのサポーターから熱烈な歓迎で迎えられた。

 帰還によって計6000キロの飛行に成功したことになり、前年に仏パリ(Paris)、そしてベルギー・ブリュッセル(Brussels)に向かった初の国際飛行を超える最も長い旅となった。

 今回の大陸間飛行は、2014年に改良版の機体を使って予定されている世界一周飛行に向けた試験飛行として行われた。(c)AFP