【7月25日 AFP】27日に行われるロンドン五輪の開会式で、時間厳守で進行させるための「秘密の仕掛け」が採用されたという。

 国際オリンピック委員会(International Olympic CommitteeIOC)のジルベール・フェリ(Gilbert Felli)五輪統括部長は、開会式で選手たちにペースを緩めずに行進するよう促し、立ち止まって写真を撮って式の進行を遅らせないようにするものだと説明しているが、それが何であるかは伏せている。

「入場行進では普通のペースで歩いている参加者が不利にならないよう、行進を止まらせないための工夫をする。けれど、これは開会式の一部なのでここではこれ以上詳しく話せない」とフェリ氏は述べた。

 ロンドン交通局(Transport for London)のバスや地下鉄の運行時間を延長する措置を取らないため、開会式が長引けば大勢の観衆が立ち往生しかねないと懸念する声が上がっている。(c)AFP/Pirate Irwin