【7月22日 AFP】米大リーグ(MLB)、セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)が21日、本拠地ブッシュ・スタジアム(Busch Stadium)で行われたシカゴ・カブス(Chicago Cubs)との試合で、7回にMLB史上最多タイとなる7本の二塁打を集め、一挙に12点を挙げた。カージナルスは12-0でカブスに勝利した。

 カージナルスは7回にアレン・クレイグ(Allen Craig)が2本、カルロス・ベルトラン(Carlos Beltran)、デビッド・フリース(David Freese)、ジョン・ジェイ(Jon Jay)、スキップ・シュメイカー(Skip Schumaker)、そしてマット・ホリデイ(Matt Holliday)がそれぞれ1本ずつ二塁打を放った。また、17人の打者を送ったカージナルスの1イニング12得点は、チーム最多記録タイとなっている。

 1イニング7本の二塁打は、MLBでは1936年8月25日に行われたカージナルス戦でボストン・ビーズ(Boston Bees、現アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves))が記録して以来。

 カブスはリリーフ登板したジェームス・ラッセル(James Russell)が6失点を喫するなど、この回だけで4人の投手が登板した。(c)AFP